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親から相続した土地に、知らない人の家が建っていた。調べてみると、祖父の代から人に貸している「底地」だった——。毎年の地代はわずかなのに、固定資産税は自分が払い続けている。借地人さんとは面識もなく、どう話を切り出せばいいか分からない。そんな悩みを抱えた方は少なくありません。
この記事では、相続した底地を手放す5つの方法を、手取り額と手間の両面から正直に比べます。
🏯 鬼瓦のひとこと
底地は、持っとる人も、借りとる人も、どっちも身動きが取れん土地じゃ。だから、相手も「どうにかしたい」と思っとることが多い。
※「鬼瓦」は当サイトの案内役として登場する架空のキャラクターです。
底地とは?なぜ売りにくいのか
底地とは、借地権が設定されている土地、つまり他人に貸していて、その上に借地人さんの建物が建っている土地のことです。土地の所有者は地主ですが、土地を使う権利は借地人さんが持っています。
底地が売りにくい理由は、次のとおりです。
- 自分で使えない:借地契約が続く限り、地主は土地を自由に使うことも、建物を建てることもできません
- 収益が小さい:地代が何十年も見直されず、固定資産税と比べてわずかな額のままになっていることがあります
- 買い手が限られる:一般の人が底地だけを買うメリットは小さく、買い手は借地人さんか専門の業者にほぼ限られます
なお、底地を売ること自体には、借地人さんの承諾は必要ありません。借地人さんは、地主が変わっても、そのまま借地権を持ち続けられます。
相続した底地を手放す5つの方法
① 借地人さんに底地を買ってもらう
借地人さんにとっては、底地を買えば土地と建物の両方が自分のものになり、自由に建て替えや売却ができるようになります。一番話がまとまりやすく、手取りも比較的多くなりやすい相手です。ただし、借地人さんに資金があるかどうかで決まります。
② 借地人さんから借地権を買い戻して、土地をまとめて売る
借地人さんが借地権を手放したいと考えている場合は、地主が借地権を買い取れば、普通の土地として売ることができます。資金は必要ですが、更地として売れれば、底地だけを売るよりずっと高く売れます。
③ 底地と借地権を交換して、土地を分ける(等価交換)
土地の一部を借地人さんのものに、残りを地主のものにするように、底地と借地権を交換して分ける方法です。お金のやり取りを少なくできますが、土地の広さや形によっては使えない場合もあり、測量や登記が必要になります。
④ 借地人さんと一緒に、土地と建物をまとめて売る
借地人さんも手放したいと考えている場合は、底地と借地権をまとめて、普通の土地付きの家として第三者に売る方法があります。それぞれ別々に売るより高く売れる可能性がありますが、代金の分け方を借地人さんと決める必要があります。
⑤ 底地に詳しい買取業者に売る
借地人さんとの話し合いが難しい場合や、早く手放したい場合は、底地の扱いに慣れた買取業者に売る方法があります。借地人さんと直接話す必要がなく、早く手放せます。ただし、業者は借地人さんとの交渉や、長く持ち続けるリスクを引き受けるため、価格は普通の土地の価格に比べて大幅に安くなるのが一般的です。
| 方法 | 手取り額 | 借地人さんとの話し合い | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| ①借地人さんに買ってもらう | 比較的多い | 必要 | 借地人さんと話ができる人 |
| ②借地権を買い戻して売る | 多い(買い戻しの資金が必要) | 必要 | 資金に余裕がある人 |
| ③等価交換 | 土地の一部が残る | 必要 | 土地を一部でも残したい人 |
| ④まとめて売る | 多くなる可能性 | 必要 | 借地人さんも売りたい場合 |
| ⑤買取業者に売る | 安い | 不要 | 話し合いが難しい人、早く手放したい人 |
売る前に確認しておきたいこと
- 借地契約の内容:契約の期間、更新の時期、地代、増改築の条件。1992年8月より前の契約は旧借地法が適用されます
- 地代の受け取り状況:滞納がないか、最後に地代を見直したのはいつか
- 土地の登記と測量:相続登記が済んでいるか、境界がはっきりしているか
- 借地人さんの意向:建物を建て替えたいのか、手放したいのか、住み続けたいのか
🏯 鬼瓦のひとこと
業者に売る前に、まず借地人さんに「この土地、買いませんか」と聞いてみい。それが一番高く、一番角が立たんことが多い。
東京の底地を相談するなら
東京都内の底地であれば、「訳あり物件買取センター」に相談する方法があります。LIXIL不動産ショップの加盟店として、株式会社ブリリアント(東京都知事免許(4)第92862号)が運営しており、借地権・底地の買取を得意分野の一つとしています。
申し込みの前に、次の点を確認してください。
- 土地が東京都内にあること
- 土地の名義人ご本人が申し込むこと(相続登記が済んでいない場合は、先に相談を)
- ローンが残っていないこと
- 売却を前提に相談すること
比較のために、もう1社の査定もあわせて取ることをおすすめします。
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運営会社について詳しく知りたい方は、「訳あり物件買取センター」を運営する株式会社ブリリアントってどんな会社?もあわせてご覧ください。
よくある質問
Q. 底地を売るのに、借地人さんの承諾は必要ですか?
A. 必要ありません。地主が変わっても、借地人さんはそのまま借地権を持ち続けられます。ただし、新しい地主が誰になるかは借地人さんにとって大きな関心事なので、事前に伝えておく方がトラブルになりにくいです。
Q. 地代の滞納があっても売れますか?
A. 売ることはできますが、価格に影響することがあります。滞納の状況は、査定のときに正直に伝えてください。
Q. 借地人さんとの話し合いを、自分でしなければいけませんか?
A. 借地人さんに売る、まとめて売るなどの方法では、話し合いが必要です。話し合いが難しい場合は、買取業者に底地を売る方法があります。トラブルになっている場合は、弁護士に相談してください。
Q. 底地の相続税は、どのように評価されますか?
A. 一般的に、土地の評価額から借地権の割合を差し引いた額で評価されます。具体的な金額は、税理士に相談してください。



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