実家の押し入れから、埃をかぶったギターケースや、ケースに入ったままの楽器が出てきた——実家じまいや遺品整理では、よくある場面です。「もう誰も弾かないし、どうしよう」と迷っている方に、まず知っておいてほしいことがあります。楽器は、ブランドや状態しだいで、驚くほど良い査定がつくことがあるジャンルです。
楽器の買取市場は、想像以上に活発です
ギター、ピアノ、管楽器、和楽器——楽器はジャンルを問わず、専門の買取市場がしっかり成り立っています。音楽を楽しむ人の数だけ、次の弾き手を探している需要があるからです。
特にギターは、Fender、Gibson、Martin、Gretschといった海外ブランドはもちろん、国産のヴィンテージギターも愛好家からの人気が根強いジャンルです。数十年前に作られたギターほど、当時ならではの木材や作りが評価され、かえって高値がつくこともあります。「古いから価値が下がっているはず」というのは、楽器に関しては逆になることも多いのです。
査定のポイント
ブランド・メーカー・製造年代
メーカー名、モデル名、製造年代が分かると、査定がスムーズです。ギターであれば、ボディやヘッドに刻印されたシリアルナンバーが手がかりになります。
状態
弦楽器であれば弦や本体、管楽器であれば動く部分の状態が査定に影響します。ただ、多少の傷や使用感は、ヴィンテージらしさとして評価されることもあります。ネックの反りや弦のさびも、深刻に気にしすぎなくて大丈夫です。
付属品
ハードケースやソフトケース、ストラップ、予備の弦やリード、説明書などが揃っていると、査定額が上がりやすくなります。
こんな楽器も査定の対象になります
- エレキギター、アコースティックギター、ベース
- ピアノ、エレクトーン
- 管楽器(トランペット、サックスなど)
- 和楽器(三味線、琴など)
- ドラム、打楽器
アンプやエフェクターが一緒に見つかった場合は、そちらも査定してもらえる可能性があります。オーディオ機器については遺品整理で出てきたオーディオは売れる?で解説しています。
買取業者の探し方
楽器の買取業者を選ぶときは、次の点を確認しておくと安心です。
- 扱うジャンルが広いか:ギターもピアノも和楽器も出てきた場合、ジャンルを問わず扱う業者ならまとめて相談できます
- 出張査定・宅配査定に対応しているか:ピアノなどの大型の楽器は、自宅まで来てもらえるかが重要です
- 査定・相談が無料か:金額に納得できなければ断れるかも、事前に確認しておきましょう
- 専門の楽器店にも聞いてみる:ヴィンテージギターなど価値が高そうなものは、楽器専門の買取店にも査定を依頼して比べると安心です
眠っていた楽器に、もう一度出番を
長年しまわれていた楽器ほど、ケースを開けてみたら思いのほか状態が良かった、ということも珍しくありません。処分してしまえばそれで終わりですが、買取に出せば、大切にされていた楽器が別の誰かの手でまた音を奏でることになります。片付けの中でも、少し気持ちが明るくなる作業かもしれません。
ほかにも売れるものがないか気になる方は、実家の片付けで売れるもの一覧もあわせてご覧ください。
よくある質問
Q. 弦がさびていたり、ネックが反っていても売れますか?
A. はい。多少の状態の変化があっても査定は可能です。まずは相談してみましょう。
Q. ブランドが分からない楽器でも査定してもらえますか?
A. 写真や刻印から判断してもらえることが多いので、分からなくても大丈夫です。
Q. ピアノなどの大型の楽器も出張で査定してもらえますか?
A. 対応している業者であれば、自宅まで出張して査定してもらえます。
Q. ケースや付属品がなくても査定できますか?
A. 本体だけでも査定は可能です。ただし、付属品があれば査定額に良い影響があります。


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