実家の片付けをしていると、大量のレコードが出てくることがあります。ジャケットは色あせ、盤には埃が積もっている——それでも、捨てる前に一度確認してほしいことがあります。レコードは、オーディオ機器とはまた違う、独自の買取市場を持つジャンルだからです。
レコードには専門の買取市場がある
レコードは、一般的なリサイクルショップよりも、レコード専門の買取店に相談した方が、適正な価格がつきやすいジャンルです。理由は、ジャンルやアーティスト、盤の希少性を判断するには専門知識が必要で、一般的な買取業者では正確な評価が難しいためです。
ジャズ、ロック、ソウル、クラシックなど、ジャンルによって需要のあるコレクターの層が異なり、同じ「古いレコード」でも評価額は大きく変わります。特に海外のコレクターからの需要が強いジャンルもあり、国内では見過ごされがちな盤が、実は国際的な評価を得ているというケースも珍しくありません。
査定のポイント
ジャンル・アーティスト 特定のジャンル(ジャズ、ソウル、和モノなど)やアーティストは、国内外のコレクターから根強い需要があります。
盤・ジャケットの状態 盤に傷や反りがないか、ジャケットに破れやシミがないかは、査定額に大きく影響します。保管環境(湿気、直射日光)によって劣化の度合いも変わってきます。
レーベル・プレス情報 同じタイトルでも、初回プレス盤や特定のレーベルから出たものは、通常盤より高く評価されることがあります。
限定盤・帯付き(国内盤の場合) 帯(おび)が付いている国内盤や、限定生産のレコードは、コレクターからの需要が高い傾向にあります。
大量にレコードが出てきた場合
実家じまいでは、数十枚から時には数百枚単位でレコードが見つかることもあります。1枚ずつ査定に出すのは現実的ではないため、まとめて出張査定や宅配査定に対応している業者に相談するのがおすすめです。ジャンルが混在していても、まとめて確認してもらえるケースがほとんどです。段ボールに詰めたままの状態でも構わないので、まずは相談してみましょう。
処分する前に気をつけたいこと
- 湿気の多い場所に長期間置かれていたレコードは、カビが発生している場合があります。査定前に無理に拭き取ろうとせず、状態のまま相談しましょう
- ジャケットとレコード本体が入れ替わっている場合があります。可能であれば、正しい組み合わせに戻しておくと査定がスムーズです
- 価値が分からないからといって、まとめて廃棄する前に、まずは写真だけでも査定に出してみることをおすすめします
オーディオ機器と一緒に見つかった場合
レコードプレーヤーやアンプなど、オーディオ機器と一緒に見つかることも多いはずです。オーディオ機器の売却については「遺品整理で出てきたオーディオは売れる?」で詳しく解説しています。
よくある質問
Q. 状態が悪いレコードでも売れますか?
A. 状態によって査定額は変わりますが、ジャンルやアーティストによっては、多少の傷があっても値がつくことがあります。まずは相談してみましょう。
Q. ジャンルが分からないレコードが大量にあります。
A. 専門知識がなくても問題ありません。出張査定であれば、その場でまとめて確認してもらえます。
Q. カビが生えているレコードは処分するしかないですか?
A. カビの程度によります。無理に自己処理をせず、そのままの状態で査定業者に相談することをおすすめします。



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